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One consideration on 「Kagekiyo」in「The Tale of the Heike」

  • 日本硏究
  • 2011, (30), pp.233-252
  • Publisher : The Center for Japanese Studies
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature
  • Published : February 20, 2011

Kim Mi-Ok 1

1고려대학교

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ABSTRACT

本稿で取り扱う「景清」の生没に関することについては、詳細が明らかになっていない。景清は『平家物語』『源平盛衰記』で平家の一人の侍として登場し、その後、能『景清』『大仏供養』『籠景清』、幸若舞『景清』、古浄瑠璃『かげきよ』、新浄瑠璃『近松門左衛門』『出世景清』などで、主人公として登場する。景清を主人公とする「景清物」が形成されるのである。平家の一人の侍に始まり、後に平家残党の集約体を象徴する人物として登場するという、景清の描かれ方の変化についての疑問は、景清に関する多くの研究を生み出した。これらの研究では一貫して、曲舞『景清』の主人公である景清は、平家残党の集約体として登場しているという点に異見はないようである。この景清に関する日本での研究は2つの流れに分けられる。1つ目は、民俗学的な方法を通した景清についての研究であり、2つ目は『平家物語』に現れた景清についての研究である。本稿では『平家物語』「当道係」である語り物系、覚一本と「当道係」である読み本系、延慶本と長門本に描かれている景清を通し、平家残党の集約体としての景清象の考察を試みる。

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