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日本語の自称詞切換え能力の習得について

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2008, (22), pp.217-230
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

이길용 1

1중앙대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿では、韓国人学習者4名の日本語によるフォーマルな談話とカジュアルな談話を資料として、スタイル切換えの観点から自称詞の切換えの実態および切換え能力の習得にかかわる背景要因について考察を行った。本稿で取り上げる日本語の自称詞は、話者の性別や年代の指標となるものであり、話し相手や場面のフォーマリティに応じて選択されるという点で、社会言語能力の言語変項となる。 まず、自称詞の切換えの実態とその意識について量的・質的に考察した結果、切換えを支える自称詞の習得は、〔対親〕>〔対疎〕という場面間習得順序が確認され、「学習言語複製期-独自体系構築期-目標言語体系期」という3段階の発達段階を経ることが明らかになった。〔対親〕というカジュアルな談話では、ワタシを用いてはいけないという回避規範が働き、カジュアルな形式のオレ・ボクを用いようとする遂行規範が働くこと、独自体系構築期における自称詞の混用は、モニターあるいは注意度による切換えの様相を反映することなどが明らかになった。 次に、自称詞の切換え能力の発達に関わる要因について考察を行った結果では、日本語を使う人としてのアイデンティティー表出の欲求が基盤にあり、social variationとしての自称詞の選択を行うことがわかった。そして自称詞形式に対するイメージ付けや認知体系は母文化の中で培ったものであり、日本語の自称詞形式の選択に母語の社会言語的規範を活用することが推察された。この結果は、学習者は母語の認知体系を有効に活用し、目標言語を習得していくことを示すものである。

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