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コミュニケーション・ストラテジー研究の課題

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2011, (30), pp.225-240
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

lee kil yong 1 손민수 1

1중앙대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿は、第二言語習得論および異文化間コミュニケーション論の観点から、日本および韓国におけるコミュニケーション・ストラテジーに関する研究の成果および問題点を整理しつつ、今後のコミュニケーション・ストラテジー研究に要求される課題群について検討するものである。コミュニケーション・ストラテジーは、1980年代にコミュニケーション能力の下位能力として認知され、その定義および構成要素の分類などといった理論的な研究が行われ始めた。現在のコミュニケーション・ストラテジー研究には、問題処理ストラテジーと円滑化ストラテジー(Canale)、相互作用による意味交渉(Tarone)、潜在的で自覚的な計画(Faerch&Kasper)という3つのアプローチが確認される。コミュニケーション・ストラテジーの全体像の究明、ストラテジーの発達プロセスの解明、会話参加者のインターアクションのなかでのコミュニケーション・ストラテジーといった3点に注目して、日本と韓国におけるこれまでの研究に目を通すと、次の2点の研究のあり様が見出される。(a)学習者の文法能力に関して達成ストラテジー項目が個別に分析されている。回避ストラテジーや縮小ストラテジー、また社 会言語的項目については未開拓のままである(b)学習者の表出発話に焦点が当てられ、コミュニケーション・ストラテジー習得の外的要因に関する研究が行われている。一 方で発話のやりとりといったインターアクションの側面が不足しているこうしたコミュニケーション・ストラテジーに関する研究の成果や問題点を踏まえると、以下の3つの研究課題が提示される。(ⅰ)回避ストラテジー・縮小ストラテジーの解明(フォローアップ・インタビューの活用)(ⅱ)社会言語的項目の分析(stylistic variationの考え方の導入)(ⅲ)発話のやりとりの中でのストラテジーの発達プロセスの解明(言語管理理論の導入)今後のコミュニケーション・ストラテジー研究は、なぜそのストラテジーが選択されるのかといった仮説検証型あるいは要因分析型研究へつながることが求められる。

Citation status

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This paper was written with support from the National Research Foundation of Korea.