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使用頻度と意味分野から見た 日本語と韓国語の語彙

Minchul Shin 1

1한남대학교

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ABSTRACT

 本稿では、『窓ぎわのトットちゃん』という個別語彙を対象として語彙の基本的性格としての数量的側面と意味的側面の両方を生かした日韓両言語の語彙の比較を試みた。  先ず、異なり語数・延べ語数、一語平均使用回数、C50などのような数値的指標からの比較では、一語平均使用回数の差はほぼないに等しいのに対して、異なり語数、延べ語数、C50では全て韓国語が日本語をかなり上回っている。同一内容のテキストを対象とした語彙調査の結果であるのに、このような結果が見られたのは興味深い現象であるが、それが、今回の調査に限ったことであるか、日韓両言語間において常に見られる傾向であるかは、他の色々な語彙調査の結果と照らし合わせてみないと分からない。それとその原因の究明は今後の課題である。  次に、使用頻度と意味分野との関係から両言語の語彙を比較してみた。  高頻度語のC50の意味分野別構成では、両言語とも<.1>(抽象的関係)を表わす語の割合が高く、<2>(用の類)では、<.3>(人間活動-精神および行為-)を表わす語も多い、という傾向が見られた。なお、個別語彙をある言語から他の言語に翻訳する際、主人公と登場人物のような主体や素材、背景などはそのまま移行される性格のものであるので、それと関係の深い<1.2>(人間活動の主体)、<1.4>(生産物および用具)、<1.5>(自然物および自然現象)、<15>(固有名詞)の意味分野ではほとんど差が見られなかった。一方、<2.1>(抽象的関係)、<2.3>(精神および行為)、<3.1>(抽象的関係)ではかなりの開きがあり、両言語の表現形式と品詞分類の違いが差の生じた一つの原因であると考えられる。  また、使用頻度1の語の意味分野別構成では、日韓両言語とも「抽象的関係」(<.1>)と「精神および行為」(<.3>)の意味分野の語は多く、「人間活動の主体」(<.2>)、「生産物および用具」(<.4>)、「自然物および自然現象」(<.5>)の意味分野の語は少ない、という傾向が見られる。なお、<2.5>(自然現象)、<3.3>(精神および行為)、<3.5>(自然現象)、<4.3>(間投および表現態度)は頻度1の語が現われやすい意味分野であることが確認できた。C50の場合と同様、<1.4>(生産物および用具)、<1.5>(自然物および自然現象)、<15>(固有名詞)の意味分野では僅かな差しか見られなかった。最も大きな差が生じた意味分野は<3.1>(抽象的関係)で、この意味分野に属する韓国語に似たような意味を表わす語が多く形成されており、その結果、使用頻度1の語に現われやすい傾向が日本語より強いのであると考えられる。それから、日韓両言語とも、<3>(相の類)の語のうち、漢語や漢語の成分を含むものは使用頻度1の語に現われやすい、ということが指摘できる。このように、従来の語彙研究ではほとんど注目されてこなかった使用頻度1の語からも、その意味分野別構成を用いると、語彙について色々な指摘が可能である。

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