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마스무라 야스조(増村保造) 영화로 『치인의 사랑(痴人の愛)』과 『만지(卍)』 읽기

Seoeun Kim 1

1전남대학교

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ABSTRACT

本稿では映画と文学の相互作用を考察するために映画的技法を取り入れて書いている谷崎の小説『痴人の愛』と『卍』をシナリ記述であるシークエンスに基づいて構成された作品だと設定し、小説の中の映画の技法などを分析して見た。 先ず小説に反映された映画の影響をよく見ると、『痴人の愛』では多様な映画の技法を借用しているが、その中でも適切な照明、クローズアップの活用などで女性の身体を描写して官能美あふれる女性の美しさを描いていることに注目したい。そして生粋の江戸っ子である谷崎が自分の作品に関西地方の言語を移植して注目を引いた『卍』では、作者註という独特の形式で指紋を描写したことが特徴な點として見ることができる。またプロットの展開と各人物たちの対話と対話の間の指紋などは小説よりはむしろシナリオの形式と一脈相通していることが分かる。 映画では、1924年に発表された作品『痴人の愛』が40余年の歳月が経った1967年に増村監督によって映像になりながら原作を再解釈して、小説の28枚のシークエンスに背景と人物など少しの変容を加えることはしたがプロットはそのままいかして原作の意図を充実に描き出していた。『痴人の愛』の場合は時代相を反映する風俗小説のため映画化する時監督は自然に1920年代から時代を移して1960年代の風俗を象徴する背景として譲治の勤め先である工場とパーティー場面、ナオミの服装と家などここかしこに当時の日本の姿を移植していた。 引き続いて1928年に発表された『卍』は谷崎文学の中でも有り勝ちではないサッフィズム(sapphism;女性の間の同性愛)を扱いながら歪んだ性のメカニズムの中でじたばたしている4人の男女を描いているのに、増村は1964年こういう谷崎の作品をスクリーンに復元させて谷崎文学の愛慾世界の絆を映像にそのまま移している。

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